読書記録『ミニ書斎をつくろう』『食う寝る遊ぶ 小屋暮らし』

 趣味系の本もたまに読む。

 『ミニ書斎をつくろう』は、家族がいる人向けに、自宅の中に小さな書斎コーナーを作ろうというもの。そこは趣味に没頭できる空間。私も自室に自作の書斎を設けているので、参考にできるところや共感できるところが多かった。本書の中で筆者が提唱する「こもり感」は、特になるほどと思った。

私は書斎の効用として「孤独な空間と時間を手に入れられること」を挙げました。男性には、たった一人で自分と向き合う時間が必要で、そのためにはどこかこもれる空間があった方がいい、と。

この、「外界を遮断して、どこかに身を潜めるようにこもる感覚」を、私は「こもり感」と読んでいます。(p.53より引用)

 確かに、周囲を仕切りで囲まれた狭いところで作業をすると、集中できる。

本書では具体的に「こもり感」の作り方として、書棚を間仕切りに利用する方法を紹介していた。私はスポットライトなどの照明もうまく使えば、こもり感は演出できるのではないかと思った。作業スペースに光を当てて、他を暗くするという具合に。

食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

 

 『食う寝る遊ぶ 小屋暮らし』こちらは、週末を過ごす自作の小屋の話。電気や水は全部自給しているらしい。郊外に家を建てることもそうだが、オリジナリティが強くてちょっとこれは自分には真似できない。しかし、ここまでこだわりを持つというのは素晴らしいことだ。